ライブ■2005/02/02 ブライアン・ウィルソン SMiLE TOUR at 愛知厚生年金会館
この日は寒波のせいで朝から雪。コンサート大丈夫かと心配だったが夕方には雪も止んだ。しかし会場の客入りは少なく後ろは空席が目立った。自分はビーチ・ボーイズ、ブライアン・ウィルソンに特に思い入れがあるわけでもなくコンサートも誘われなかったら見ることは無かったかもしれない。それでもペット・サウンズは好きだし、幻のと言われてることも知ってたスマイルも好きだったのでどんなものだろうと見たかった。
始まりはステージの前の方にみんなが集まってアコースティック演奏でハーモニーがよかった。そしてバンド演奏へ。第一部はなるほどーとは思ったけど思い入れが無い分あっさりと見てた気がする、それでも前のめり気味でノッてましたけど。そして15分の休憩を挟んでスマイル全編完全演奏が始まった。いやーこれにはたまげた。凄いとしか云いようがない。あれほど見事に(効果音までもが!)再現されるとは思っても見なくて。。。CDでは感じることの出来なかったモノを十分に感じたし、スマイルが見事なコンセプトアルバムなのがよくわかりました。そして何より音楽が美しかった。音楽ってこんなに綺麗なモノなんだと思い知らされて、感動のあまり涙が流れてしまった。ブライアンはなんだかいいおじいちゃんのように見えて、ほとんど椅子に座ってましたけど、指揮者か危ない人というような動きを見せてました。ブライアンはまぁそれなりになんですけど、それをサポートするストリングスやブラスやバンド、コーラスが一体となって19名で見せてくれたステージはほんとにほんとに素晴らしかったです。そしてアンコールはロックンロールで観客は既に総立ち。いろんな種類の音楽をまざまざと見せつけられてこれが60歳を超えた人のコンサートなのかとちょっと驚きました。チケット代10,500は高いなぁと見る前は思ってたんですけど、全然そんなこと無かった、十分に価値のあるコンサートだったし、ほんとに楽しい時間を感動をありがとうって感じでした。
セットリスト
第一部
−アコースティック−
Surfer Girl
Wendy
Add Some Music To Your Day
Good To My Baby
Please Let Me Wonder
Drive In
And Your Dreams Come True
Your're Welcome
−バンド−
Sloop John B
Desert Drive
Dance Dance Dance
Don't Worry Baby
California Girls
God Only Knows
Forever
Good Timin'
I Get Around
Sail On Sailor
Marcella
(15分間休憩)
第二部
−SMiLE−
Our Prayer/Gee
Heroes And Villains
Roll Plymouth Rock
Barnyard
Old Master Painter/You Are My Sunshine
Cabin Essence
−
Wonderful
Song For Children
Child Is Father Of The Man
Surf's Up
−
I'm In Great Shape/
I Wanna Be Around/Workshop
Vega-Tables
On A Holiday
Wind Chimes
Mrs. O'Leary's Cow
In Blue Hawaii
Good Vibrations
−アンコール−
Do It Again
Help Me, Rhonda
Barbara Ann
Surfin' U.S.A.
Fun Fun Fun
−アンコール2−
Love & Mercy